小児整形外科
先天性股関節脱臼
オスグッド・シュラッター病
オスグッド・シュラッター病は、成長期の男子によく見られる膝の病気で、特にサッカーなどのスポーツをする子に多いです。
膝の皿の下の骨(脛骨結節)が突出し、ジャンプやダッシュ、キック時に痛みが生じます。
主な原因は使い過ぎで、休めば痛みは和らぎます。
15歳頃に骨が成長すると自然に痛みはなくなります。
X脚(外反膝)
X脚とは、両膝が内側に曲がり、膝を揃えても内くるぶしがくっつかない状態を指します。
症状は特になく、脚が「X」字に見えるのが特徴です。
通常、2歳頃からX脚になり、7歳頃までに自然に改善されますが、7歳以降も続く場合は注意が必要です。
O脚(内反膝)
乳幼児から2歳頃までは、生理的O脚(がに股)が一般的で、歩行の開始とともに自然に改善されます。
しかし、クル病などの代謝性疾患が原因のO脚もあるため、注意が必要です。